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Where the man-made and organic meet: Otsuka Takeshi talks silhouettes, patterns, and Tokyo rides.

Where the man-made and organic meet: Otsuka Takeshi talks silhouettes, patterns, and Tokyo rides.

For the annual Designart Tokyo festival, Japanese artist, Otsuka Takeshi created a dynamic artwork to plaster the windows of our Tokyo Brand Store. The piece is inspired by the forms, patterns, and energy that he experiences while riding through his hometown of Tokyo. We spoke to the artist himself to delve deeper into his fascination with the relationship between man-made objects and the organic.

大塚さん、自己紹介からお願いできますか?
大塚健です。東京出身の日本人アーティストです。面白い形(シルエット)を探しています。現在は、人工物が自然物になる瞬間を表現しています。

アーティストになるまでの流れを教えてください。
山形にある、東北芸術工科大学というところでアートを学びました。とても自然豊かなところで、山や木や雲一つ一つがスケールの大きい場所でした。夏はとても暑く、冬は雪が降り積もる、季節のはっきりした場所です。東京のような文化のスピードの速い場所を離れ、ゆったりとした環境に身を置き、絵を描いてきたことは、描くことが自分の生活の一部になるには十分な環境でした。四六時中絵を描き、とても幸せな時間でした。生まれが東京なので、よく東京と山形の往復をしていました。どちらも好きな場所で、両者の違いを見続けることが興味深かったです。最初のきっかけになったように思います。

すごいですね。インスピレーションはどこから来るのですか?
日常生活をしっかりと送ることからです。その中で、洗練されたものと生活感が入り混じったものを探しています。例えば、洗濯物を干すハンガー。ハンガーとしての歴史があり、現代においてもさほど変化のないくらい考えられてデザインされています。そのデザインされたものが、人の生活に関わることで表情を変化させる。それを扱う人が忙しかったりすると、いくつものハンガーが絡まって置かれていたりします。しっかりとデザインされたハンガーが複雑な表情を見せる。シルエットを切り取ってみると、とても有機的なものに感じられます。ハンガーだけでしたら、シルエットは誰が見てもハンガーです。でも、生活が関わってくるとそうではなくなってくる。何物か判別が難しい。その瞬間、人工物が自然物に変化するようで、そこに面白みを感じています。

どのようにアートに取り組んでいますか?いつもはどこからスタートするのですか?
雑多に置かれた人工物を探し、写真に収めることから始まります。置かれていたそのままを抜き出します。シルエットの操作はしないとルールを決めています。

今回のTokyoブランドストアの展示写真の作品作りや技法について、もう少し説明してください。
これまでとのいちばんの違いは、PCを使っていることです。ガラス面に設置ということで、作成したデータをガラスフィルムに印刷することにしました。丁度デジタル処理を取り入れるための準備をしていたところでの展示のお話だったこともあり、挑戦させていただきました。パターンを紙に描き、それをPCにスキャンしています。手描きならではの複雑さと、手描きで製作してきた感覚を取り入れるための方法です。

シルエットは、大塚さんの芸術の重要な要素です。なぜそのようなテーマを選んだのでしょうか?
建築現場でも働いているのですが、そこには様々な人がいます。年齢、人種、性格、経済、性別など、多様な人々が集まり一つの物を作り上げています。どうしてここまで異なった人々が関わっていて、最終的には完成に向かうのだろうかと疑問に思いました。そこで考えたことが「外枠さえ決定していれば大抵の物事は成立するのではないか」ということです。それを表現していく中で、シルエットの在り方に意識が向いていきました。

“VanMoof Tokyoブランドストアの作品では、自転車に乗っていて感じた質感や風景の見方などのパターンも組み込んでいます。”

VanMoofに乗ってみてどんな感じだったかを教えてください。
アシストで大幅に負担が減るのですが、しっかりと漕ぎ心地があることが不思議で魅力的でした。疲れていないのに自分の足で漕いで目的地に着いたという満足感があります。長距離も乗ったのですが、ずっと一定の速度を維持できたことが衝撃でした。道のアップダウンを全く気にしなくなり、どこへでも行けそうな気がします。多くの道がフラットに感じます。

今回の展示作品について教えてください。
今回は、自転車の内部パーツをモチーフにしました。使用前のストックされている状態のものです。これから完成へ向かう前のエネルギーの流れを道に重ね、まだ完成されていない未来の道「獣道」を表現しました。

これまでの作品との違いは何ですか?
これまでの製作は紙媒体で、紙の素地や背景色というものが存在しましたが、ガラス面という透明な支持体になったことで、シルエットのみを表現することができました。より、表現したいことに近づけたように思います。とてもクリエイティブな経験でした。

VanMoofでは、次の10億人が自転車に乗ることで、未来の都市を再定義したいと考えています。大塚さんはどのような未来の都市を想像しますか?
洗練された物や場所や生活スタイルと、雑多な生活感の両方が混じり合うような。そこに楽しみを見出せる都市になってほしいです。

大塚健氏の作品は、こちら または、今月中にTokyoブランドストアに来店いただくと、壁画を直接ご覧いただけます。

撮影:Kim Marcelo